御祭神天照太神 ― いのちの太祖|天照地徳大自在神 ― 神道中興の祖・井上正鐵翁
本殿(ほんでん) ページの先頭へ戻る
本殿
自然をもって教典とするいのちの信仰を伝承する古神道の本宮にふさわしい、本格的な神明造りの社。木目美しい青森ヒバを材とし、国宝・奈良薬師寺金堂西塔の再建などに携わった我が国屈指の宮大工たちが、三年近い歳月をかけ、精魂こめて建て上げた社殿。虚飾を排し、白木と直線によって構築された簡素にして清楚なそのたたずまいは、いのちという目に見えぬものの営みを教示し、拝する人々の心を素直にさせ、祓い清めてくれる。
能楽殿(のうがくでん) ページの先頭へ戻る
能楽殿
当神社の神楽殿にあたるのがこの能楽殿。木造檜皮葺入母屋造り、使用材木はすべて木曽ヒノキというぜいたくさ。本舞台・橋掛・鏡の間・貴人席という、本来の能舞台に必要な要素が完備され、しかもそれらが本舞台を中心に羽を広げた鳳凰のようにバランスの取れた配置を示す。さらに一連の舞台群は、その前景をなす神池の上に浮かび、水面に姿を映す風情が幽玄の境地をさらに高める。また池水そのものが音響を効果的に増幅するという作用もかねている。
舞台正面、鏡板に描かれた老松は、文化勲章受章者、故守屋多々志(ただし)画伯(1912〜2003)が描いたもの。まさに日本一の能舞台として、能楽界でも
「一度は演じてみたい舞台」としての声が高い。
この能楽殿において、毎年8月3日、大祭の宵宮(よいみや)として八ヶ岳薪能が盛大に開催される。当日は、日が落ちると共に神職による「篝火(かがりび)点火の儀」が行われ、迫りくる宵闇の中、神火が明々と映えわたり、それを映す水鏡という幻想的な雰囲気がかもし出される。
 
瑞松宮(ずいしょうぐう) ページの先頭へ戻る
瑞松宮   修行の館として造営された。
この瑞松宮内には宿泊研修施設が完備されており、赤松林に囲まれた閑静で落ち着いた環境の中、能楽およびヨガや気功の国際セミナー、一般企業の研修会などにも幅広く多目的に利用されている。  

高天原の芯 ページの先頭へ戻る
高天原の芯   この身曾岐神社発祥の地であり、神域の中心、それがこの高天原の芯である。天地自然を教典とするいのちの信仰――古神道を、最も純粋に具現化した聖域であり、ことさらに神祀りの社は設けられていない。自然そのものが神であり、あらゆる生命の根元がこの天地、なかんずく杜(もり)にあるという、縄
文以前から日本人が抱いていた信仰をそのままに再現したのが、この高天原の芯である。
そもそも現宮司が新しい神域を求めてこの八ヶ岳の地を訪れた時、原始林の中に天の仰げる空間があった。さらにそこには、まるであつらえたように二本のヒノキがすっくと立っていた。ただならぬ神気を感じた現宮司は、この空間を中心、まさに芯として、この地域に神道の理想郷、高天原を建設しようと思い立った。それが当身曾岐神社建立の原点なのである。
禊殿(みそぎでん) ページの先頭へ戻る
禊殿   この禊殿は上手に滝、下手に能舞台前の神池を抱く清流の、その中池に社殿が浮かぶ構造となっている。これは神世の昔、イザナギノミコトが黄泉の国から帰り、身についたけがれを清めようとして川辺に立ち、「上つ瀬は瀬速し、下つ瀬は瀬弱し」として、中つ瀬に降りられ、そこで初めてみそぎをされ、次々
に尊い神々をお生みになったという神話に基づく。
神殿内は大地からの水が常にあふれ、上からは直接、自然光が差し込む構造となっている。ヒノキの柱に壁は麻の布。そこには一切の人工物は介在しない。
まさに自然そのものの素材による空間の中で、光と水が一つにむすばれる。「神は火水(かみ)なり」という古神道の思想、古事記の世界がそのまま象徴、凝縮された神殿である。
またこの禊殿の屋根は天空、あるいは古墳をイメージした内反りである。そもそも古代人にとって天空とは一つの屋根であった。天が地を包み込み、私たちの祖先はその天地に育まれ、素朴で豊かな暮らしを営んでいた。まるで雪で作ったかまくらのように、何か日本人の郷愁を誘うような神殿、それがこの禊殿である。
 
火祥殿(かしょうでんでん) ページの先頭へ戻る
火祥殿   この火祥殿は、古神道の教えにある「神は火水(かみ)なり」という思想に基づき、火そのものをご神体としてあがめている。神様からいただいたご神火、すなわち天からの光を地にむすんだ清らかな火を点じ、そのご神火を神座に、ご神鏡と共にお祀りしている。
そのご神火の霊力により、毎月2日、12日、
22日の午後2時より、古神道の秘儀 神道霊寶火祥加持(しんとうれいほうかしょうかじ)が奉修されている。火は人間の心や運命といった精神をつかさどり、私たちの願いはお焚き上げされる炎によって神のもとへと届く。その結果、あらゆる災厄病魔の根元が祓い清められ、運気隆昇「よみがえり」のご守護がいただかれるのである。  
水祥殿(すいしょうでんでん) ページの先頭へ戻る
水祥殿   この水祥殿は、古神道の教えにある「神は火水(かみ)なり」という思想に基づき、水そのものをご神体としてあがめている。すなわち八ヶ岳山麓の地中深く、約80年の歳月を経て清められたご神水の湧き出る井戸を神座とし、そのご神水をお祀りしている。
多くの古社が泉または井戸などの水源地であ
ることからも明らかなように、水はこの地上すべての生命の源である。また禊といえば海や川、滝などで行じる姿が思い浮かべられるように、水の浄化力は古来より霊験あらたかなものとされてきた。この水祥殿では、清浄神秘なご神水による水祥神事(車のお清め、交通安全祈願)がとり行われている。  
養生館(ようじょうかん) ページの先頭へ戻る
養生館   優れた医者でもあった御祭神井上正鐵翁は、「養生」という言葉で信仰を大衆に向かって説いていた。この養生思想を現代に活かすべく、当神社の表参道に、江戸時代の薬種問屋を思い起こさせる「心と体の養生の館」、養生館がある。この養生館では、体の養生のため、和方・漢方に基づくさまざまな健康食品・自然食品類を、また心の養生ということで、神棚・神具類を取り揃えている。
光臨館(こうりんかん) ページの先頭へ戻る
光臨館  

本宮の迎賓館・参集殿・宮司館を兼ねた館。館内には会議室・応接室・大広間・来客室・社務所・授与所等を備えている。