毎年の夏の風物詩ともなった八ヶ岳薪能。今年で、第29回となります。
八ヶ岳薪能、実は、二日がかりで行われる例祭(例大祭)の宵宮の行事です。
一連の神事のひとつとして行われているのが、八ヶ岳薪能の特徴です。
そして、そもそもの話しをすれば、薪能の発祥は、神事にあるのです。
今年平成31年は、金剛流
今年(平成31年、新元号においては元年)は、金剛流。
明治の御代を迎え東京に遷都しましたが、そののちも、唯一上方で能を継承しているお家です。
ポスター、チラシは、これから制作にかかります。出来上がりを楽しみしていてください。
演目は、八ヶ岳薪能のページに載せておきました。ちなみに、金剛流は、前回は、平成25年、第23回八ヶ岳薪能。そのときの演目、能は、『井筒』、『土蜘蛛』。狂言は、『蝸牛』でした。
『土蜘蛛』では、次から次から繰り出される蜘蛛の糸が、圧巻でした。白い何千本もの細い虹のようにひろがる蜘蛛の糸。まさに、放物線の美学と言ってよいもの。実は、明治の頃の金剛流の発明だそうで、今回も見ることが叶います。今から楽しみです。
予約受付は、5月の連休が明けてから
予約は、5月の連休が明けてから受け付けます。基本、お電話での予約となります。
詳しくは、八ヶ岳薪能のページでお知らせします。