お祭の大中小

こんにちは、

今日15日は、小正月です。

小正月は、旧正月15日を言い、元日を大正月というのに対して呼んだ名です。

陰暦(月の満ち欠けを基準にする)では、その年のはじめの満月が正月でした。その後中国から暦法が伝わり、新暦(太陽暦)が採用されてからは、朔旦正月を正月として祝うようになり、旧来の正月の方を小正月と呼ぶようになったそうです。

暦のことを学ぶ機会は、なかなかないと思いますが、日本のことを深く知る上では必須の知識です。

 

さて、神社では、一年を通して、多数お祭があります。

御神輿(おみこし)が出たり、屋台が出たりするのが、お祭かと思いますが、必ずしもそうではありません。

 

身曾岐神社では、「〜祭」と呼ぶ祭事は、月次祭を除けば、年間で14あります。

 

これらの祭事は、大まかには、繁簡のちがいで大中小に分かれます。

※繁簡(はんかん)・・・繁雑と簡略。

それは自ら、それぞれのお祭をどれだけ重要と見ているかということと関係しています。

 

あと三週間足らずで、立春を迎えます。

立春の日には、身曾岐神社では、祈年祭(きねんさい)を執り行うこととなります。

祈年祭(きねんさい)は、「としごいのみまつり」とも言います。

 

そして、この祈年祭、大中小で言えば、大祭です。つまり、一年間の祭事の中でも重要なお祭のひとつであるということです。

(つづく)