新型コロナウイルス感染症拡大への対策について

この度の新型コロナウイルスにより罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げ、早期の終息と皆様の健康をお祈り申し上げます。

対策

この度の新型コロナウイルス感染症拡大に対しまして、身曾岐神社としては、その使命に鑑み、次の二点を執り行っています。

1)毎月2のつく日(2日、12日、22日)に執り行っております火祥神事において、終息を迎えるまで毎回、「新型コロナウイルス感染症早期終息鎮静」の祈りを捧げます。

2)また、毎日は、夕拝において、中臣御祓を唱和奏上申し上げます。

中臣御祓は、古事記とならび、神道の根本経典です。

その内容をきわめて大まかに記すと、天の理が地に布かれるも、ヒトの勝手な振る舞いから、ツミ・ケガレが生じてします。神さまの緊急出動を仰ぎ、神さまがお働きになって、それらツミ・ケガレが一掃され、元の天の理が地に布かれた状態に復元する。その様子が一大叙情詩の如く描かれている祝詞です。

新型コロナウイルスが蔓延し混乱混沌としている現在の状況は、まさに、ツミ・ケガレが生じ、世の中に溢れてしまった件(くだり)に相当します。

古事記の序文にも、「神はみそぎの中から現れる」とあります。

今こそ神さまの御出現を仰ぎ、神さまのおはたらきのもとに、各々が、今いるところで、尽力すること、本当に生きることが望まれています。

早期終息が叶うようお祈りするとともに、皆さまのご健康と世の平安を祈ります。