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今年は、皇紀2681年。
つまり、神武天皇(初代の天皇さま)が奈良の橿原の宮で即位されたところから数えて、今年で、2681年。
こんなに長く続いている国は、世界の国多しと言えども、日本だけです。
身曾岐神社の紀元祭 特徴
身曾岐神社の紀元祭ならではのことがらは、次のとおりです。
- 式中、西、ならびに、東を向いて、拝礼する。
- 浦安舞(うらやすのまい)が奉られる。
西は、橿原神宮 東は、宮中賢所 を遙拝
西は、正確に言えば、身曾岐神社からなら神前に向いて左後方、つまり東南になるのでしょうが、西は、橿原神宮に遙拝です。
東は、宮中賢所を遙拝です。
遙拝(ようはい)とは、字のごとしで、遠く離れたところから拝する(おがむ)ということです。
遙拝は、れっきとした神を拝する作法です。
「石灰の壇(いしばいのだん)」というのをご存じでしょうか。清涼殿の東南の隅に設けられた場所で、御所におわしました時は、毎日「石灰の壇」に出御、神宮に向かって御拝あらせられたのです。
浦安舞(うらやすのまい)
浦安舞(うらやすのまい)のことは、随所で触れておりますが、
昭和天皇の御製
天地の神にぞ祈る朝凪の 海のごとくに波立たぬ世を
をいただいて、皇紀2600年(昭和15年)に作舞作曲され、全国津々浦々に至るまでの神社で奉られた神楽舞です。
この身曾岐神社には、次のような道歌(みちうた)が伝わっていますが、
神代とは古き昔のことならず 今を神世と知る人ぞ神
新型コロナウイルスにより脅かされているかに見える現況にあって、すべての原因であられる神さまにこそ心を向け、祈りをささげる敬神の念が、何より肝要です。
時を同じくして祈る
ことは、洋の東西問わず、昔も今もなされていることです。
現代においては、情報通信技術によって連帯を直に感じることができるようになっています。
どうぞお時間をあわせてご参列いただき、お心をお寄せください。
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