世界中にライブ配信!決定
公開講座『古事記』を読む

ウェブ会議サービスのひとつであるZoom https://zoom.us/ を利用して、公開講座を開催する運びとなりました。新型コロナウイルスがもたらしたおかげさまです。

『古事記』は、現存する日本最古の書物であり、かつ日本民族の伝統、国の始原、古代から伝承してきた人間としての普遍の生き方を教示した最古の文学(神と歌の物語)です。

その成立は、およそ1300年余り前。壬申の乱を経て即位された天武天皇が、帝紀と本辞の誤りを正し偽りを削り実を定めて後世に伝えんとされたもので、元明天皇が太安万侶に命じ、712年に完成、献上されました。

公開講座は、月に一度、『古事記』を読み進んでまいります。『古事記』に描かれている内容は、単なる古い昔のお話しではありません。現代を生きる私たちの生き方や社会のあり様などにも、十分通じる普遍性を有しています。それだけに、1回1回が新たな発見に満ち、学びと内省を深める良い機会となっています。

詳しくは、公開講座『古事記』を読むのページにお進みください。

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なお、記紀と称されるとおり、『古事記』にならび、『日本書紀』があります。『日本書紀』は、日本の正当な歴史を綴る歴史書と位置づけられていますが、『日本書紀』の編纂の命も、天武天皇が出され、完成したのが、720年です。今年は、1300年の記念の年となっています。

 

経緯

身曾岐神社では、毎月お一日(おついたち)に、公開講座を催し、盛況を博しておりました。

第1回目は、平成19年6月1日。そこから、およそ7年半ほどの時間をかけて、『古事記』全巻を読み通しました。

現在は、2周目です。

ところが、本年は、2月1日に開講した後、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、その感染拡大防止(3密回避)のため、3月よりしばらくお休みをしておりました。

一方、それまでも、

おついたちだと、必ずしも休みの日(日曜日)と重ならないので、

参加したくても、なかなか毎回は、参加できません。

何とかならないでしょうか?

という声もありました。

そのようなことも踏まえ、神社としての使命も鑑み、見直しを行った結果、ウェブ会議サービスを利用しながら、広く行わせて頂く運びとなりました。

詳しくは、公開講座『古事記』を読むのページにお進みください。

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講師プロフィール

講師:坂田 安儀

現在、古神道本宮 身曾岐神社 宮司。

1934年(昭和9年)、東京生まれ、昭和32年東北大学文学部宗教学科卒。

卒業と同時に、禊教六代目教主、井上神社宮司に就任。

日本宗教連盟理事長、教派神道連合会理事長、世界宗教者平和会議事務総長等を歴任。

この間、国連のNGOを始め、数多くの国際会議を主催し、歴代のローマ法王、カーター元大統領を始め、多くの識者たちと交流。また国際的救済活動に身を挺し、国際的に幅広く活動。

2018年(平成30年)、永年にわたる宗教者としての活動、また、日本宗教連盟の理事長又は事務局長を務め、我が国の宗教文化の振興に多大な貢献をなしたと、
文化庁50周年記念表彰として、顕彰される。