旧暦8月15日、本年令和6年は、9月17日(火)です。この日は、いわゆる中秋(仲秋とも)の名月で、夜空には美しい十五夜のお月さまが浮かびます。
この日、身曾岐神社では、夕刻18時半から、観月祭の齋行となります。
その前に、17時から、佐渡を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能を展開している「鼓童」の団員 小島千絵子含む3名による舞台奉納があります。
奉納 舞台
【白狐KAGURA~中秋の舞~】
- 時間:令和6年9月17日(火)17時~(約45分間)
- 場所:身曾岐神社 能楽殿
演者紹介
鼓童名誉団員 小島千絵子 (和太鼓、舞)
https://www.kodo.or.jp/about/member/chieko
1976年「佐渡の國鬼太鼓座」に入座。1981年「鼓童」創設メンバーで、太鼓中心の舞台の中で独自の舞踊の世界を切り拓いている。鼓童の舞台と同時に女性3人のユニット「花結」を立ち上げ、さらに新たな出会いを求め、ソロ・パフォーマンス「ゆきあひ」などを展開。国内外のアーティスト、太鼓グループとの共同制作を繰り広げている。2006年「アマテラス」で初代アメノウズメを演じ、鮮烈な印象を残した。2012年、鼓童名誉団員に選定。同年、文化庁文化交流使としてヨーロッパをまわる。2012年より4年間「鼓童佐渡特別公演」の演出を務める。2021年鼓童40周年特別公演「刻の結ひ音」演出。また道成寺物語をもとに太鼓と舞の舞台作品を作り、2015年には初の写真集『襲の清姫物語り』を発表した。近年は長年培ってきた日本文化に根ざした舞や踊り、自身の代表演目「花八丈」を題材に各地でワークショップを展開、女性ならではのしなやかな太鼓表現をテーマに力を注ぐ。
木村俊介(和楽器奏者 笛・三味線他)
和楽器奏者として活動する一方、作曲・音楽監督等を行う。演劇や舞踊など、様々な舞台作品の音楽を担当する他、自主公演では、国内外からの多彩なゲストと共に、文学・絵画などをモチーフとした斬新かつ独創的な作品を発表し続けている。海外での活動も多く、これまでに、世界35ヵ国にて演奏。
’20年より、エッセーとCDによる会員制季刊誌『音之文』(オトシブミ)を発行。
’23年より、カヤグムの朴 淳啊氏との日韓定期開催LIVEプロジェクト『鵲の橋の上で』をスタート。(ソウル・GHETTO ALIVE他)
’24年、英国のピアニスト・Kit Downesとコンサート『Bitwixt mortality and immortality』を開催(ロンドン・Kings Place)
金子竜太郎(和太鼓奏者)
1987年より和太鼓集団「鼓童」の中心的プレーヤーとして20年間活動。
2007年に独立し、世界6大陸41ヵ国にて演奏する。
太鼓が持つ多彩な表情を伝えるパフォーマーである。