年間行事

1月1日 歳旦祭・新年一番祈祷・初春火祥神事

新年を祝い、皇室の弥栄と国運の隆昌と共に、あわせて崇敬者皆様の健康と幸福をご祈念する御祭です。新年の御祈願は火祥神事としてお受けし、新たに迎えて一年が神様の御加護に与りますようお祈り申し上げます。


2月立春 火祥殿・水祥殿 例祭

立春を境に天地自然の気が入れ替わります。早朝からの神事を通し、太陽の光をむすんだ清らかな火と、霊峰八ヶ岳の清らかな湧水を汲み取り、御神体として戴き、御祭を斎行します。

11日 紀元祭

神武天皇建国の鴻業を仰ぎ、いよいよ日本民族の自覚を深め、愛国の意識を新たにし、以て皇運の隆昌と国威の発展をお祈りする御祭です。

17日 祈年祭

祈年祭は、五穀の豊穣と国の繁栄、そして皇室の安泰や国民の幸福をお祈りする御祭です。

23日 天長祭

今上陛下の御誕生日に当たって、慶祝の意を表し、神祇の恩頼(みたまのふゆ)を感謝し聖寿の万歳と大御代の長久とを祈る御祭です。
3月春分の日 春の祖霊祭
(みたままつり)


祖霊祭は、神々の「むすび」の御神徳により、先祖代々受け継がれたいのちに感謝し、昼となく夜となく私たちをお守りくださるご先祖様の遺徳を偲び、靈幸いを祈る御祭です。

4月29日 平和祈願祭

明治天皇の御製「天地の中に生まるる生命みな神の姿と見てぞ畏れよ」にこもりたまう大御心を仰ぎ奉りて、神々様の寄させくださる生命の喜びを称え奉る御祭です。

5月
6月

30日 夏越の大赦


夏越の大祓は、水の大祓として伝えられています。当日は、葦船をととのえ、その中に穢れを託した形代(人形)を乗せ、古神道の伝承により水祥殿に湧き出づる御神水で祓い清めます。また、神域では、古くから病気を免れるという茅の輪くぐりの神事も執り行われます。

7月
8月

3日 例祭宵宮・八ヶ岳薪能


例祭宵宮では「八ヶ岳薪能」と銘打ち、お能を神様に奉ります。今日では八ヶ岳山麓の夏の風物詩として、小淵沢が誇る行事となっています。



日本随一の能舞台にて、当代きっての名手が揃う演能は正に神賑に相応しい行事となっています。

4日 例祭

例祭とは、神社にとり、最も大事な祭事の一つになります。身曾岐神社の鎮座日にあたります。天長地久、天下泰平、五穀豊穣を始め、崇敬者皆様の幸福をお祈り申し上げます。

9月秋分の日 秋の祖霊祭
(みたままつり)


祖霊祭は、神々の「むすび」の御神徳により、先祖代々受け継がれたいのちに感謝し、昼となく夜となく私たちをお守りくださるご先祖様の遺徳を偲び、靈幸いを祈る御祭です。



旧8月15日 観月祭

旧暦8月15日は、仲秋の名月です。
日本人の感性が、「春は花、夏はホトトギス、秋は月、冬は雪」と表現されるように、秋は月が主題です。月は、月読尊の化身でもあります。御神名を奉唱し、御神徳を称える御祭です。

10月
11月

23日 新嘗祭


豊穣の秋を迎え、お米を中心とした生きる糧となる五穀を神々様の恩恵と仰ぎ、感謝申し上げる、収穫感謝の御神事であり、日本古来の重要な御祭です。

12月12日 井上神社例祭

明治12年12月12日、勅許により井上神社を賜り、井上正鐵命が一般公衆の礼拝の対象たる神として祀られました。これにより、この日を末社井上神社の例祭日としています。

井上神社創立記念祭

12日 火祥大祈願祭

通常、火祥殿で行っている火祥神事を、1年に1度、拝殿前庭で齋行します。
約5,000本の祈願木が深いお祈りの中で焚き上げられます。



31日 年越の大祓

大祓とは、人々が知らず知らずのうちに積み重ねた罪穢れを祓い清める厄除けの儀式です。その由緒は、遠く飛鳥・奈良の時代にさかのぼり、年に二回、六月と十二月の晦日に執り行われてまいりました。
身曾岐神社の年越の大祓は、火と水の御力を拝して斎行されています。当日は、拝殿前庭において、大祓を修めた後、水祥殿にて御神水の神力を戴いて清め、続いて御焚上げ場にて御神水を拝しての祓いを修めます。皆様の罪穢れが託された形代(人形)は燃えさかる炎の中で一切の浄化を果たし、とめどない天地自然の恩恵の流れにまかせて結ばれます。