3000本あまりの祈願木を一気に焚き上げます!|火祥大祈願祭

来たる12月12日(土)、今年も行います!

神社に詣で、あなた自ら祈願木に書いて託していかれたお祈りお願いごと

ここで一気に焚き上げます。

昨年(令和元年)の様子をまとめました。

で、たぶん「なんで?」という疑問があるのかもしれません。

  • なぜ、こんなに祈願木がたまっているのか?
  • お焚き上げは、随時なされているのではないのか?
  • 私が書いた祈願木は、ほったらかしになっているの?
  • もしそうだったら、それはあまりにひどくない?

ということで、初めて疑問にお応えします。

火祥神事で焚き上げられる祈願木は、常に64本

古事記に記されていますが、日本の國を称して、大八洲國と言います。

また、日本全国の称として、六十余州という言葉があります。

64本は、この六十余州にかけたものです。

真言宗のお寺で行われる護摩においては、添え護摩木が次から次から投げ入れられますが、火祥神事では、そのようにはせず、64本の祈願木を井桁に組んで、火を点します。

祈願木はお書きになられた当日の夕拝で取り次がれます

火祥殿の玄関、境内の授与所、また、社務所に、祈願木は置かれています。

お書きになられた祈願木は、その場でお預かりし、その日の夕方の神拝式で、神さまにご覧いただきます。

この時点で、あなたの祈願は神さまに受け取られています。

祈願木は、夕拝後は、通称「祈願木部屋」に移され、保管されます。

そして、先入れ先出し方式で、時間的に古いものから順に火祥神事で焚き上げられます。

保管されている間、毎日「中臣御祓」による祓い清めを受けます

保管中は、毎日、あなたの祈願木は、中臣御祓で祓い清めを受けます。

これがどれだけ尊いことか、神のみぞ知るところです。

時間を経た古いものから順に火祥神事でお焚き上げ

そして、時間を経た古いものから順に火祥神事でお焚き上げ、となります。

火が点されて、鎮火までは、約12分。

「みそぎ」の成就=運びが
得られる

さてここで、「みそぎ」について振り返ってみましょう。

「みそぎ」は、ひと言で言えば、「きれいになる」こと。

人生がうまく運ばない、運びがつかないのは、ひとえに、己がよごれているから。

すなわち、この道の言葉で言えば、ツミ・ケガレをかかえてしまっているからです。

「みそぎ」は、今さら言うまでもなく、伊邪那岐大神さまの「みそぎ」が原点です。

ここにちょうどいい具合に川が流れているじゃないか。

上流は流れが速すぎる。下流はよどんでいて禊にも何にもならない。

と仰せになって、中ほどのちょうどいいところを選んで水にお入りになり、身をすすがれた。

すると、そこから、すなわち、伊邪那岐大神さまのみそぎから、次々と神さまが生まれます。

そして、最後に、三貴子の誕生を迎えます。

中でも、一番は、天照大御神さま。※身曾岐神社の御祭神です。

天照大御神さまに、高天原、月読命さまに、夜の食す國、須佐之男命さまに、海原を、

それぞれ、分かちあたえて、伊邪那岐大神さまは、天に還ってゆかれます。

要約すれば、

「みそぎが成就して、後事を託すことができるほどの運びが授かった。」

ということで、

こんないいこと他にはないのでは?

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