年越の大祓

年越の大祓は、夏の水の大祓に対し、火の大祓です。

尊い十種神寶(とくさかんだから)のご神法に占(うら)えたご神火の神力により、一切の罪穢れを祓う、日本唯一の最高神秘の祓い神事です。
一年の終わりに、知らず知らずのうちに犯した罪咎を形代に託し、その場で忌火にかけてお焚き上げし、一切を祓い尽くします。
「罪咎を 祓い尽くして 年の暮れ 身に新玉の 春ぞ迎ふる」
祓い尽くして清々しくなったところで、新しい年を迎えるのです。
神聖な忌火を祀る火祥殿で、大晦日の午後三時より執り行われます。
なお、当日参列することができない方でも、かまいません。形代(かたしろ)に罪穢れを託していただき、贖(あがな)い料を添えて、神社まで郵送でお送りください。